事業承継税制の特例が受けられそうだ。株価はいくらになる?

 

株価の算定方法

 

非上場株式の株価は「一物万価」といわれるぐらい、見方によって、価額がかわります。

 

しかしながら、税法上の株価は「財産評価基本通達」というルールに則って算定されます。以下、説明します。

 

(同族グループが筆頭株主の場合)

評価方法は、「類似業種比準方式」と「純資産価額方式」に分かれます。

「類似業種比準方式」とは、評価対象会社の業種と類似する上場会社の「株価」「配当」「利益金額」「簿価純資産価額」とを比較して株価を算定する方法です(以下「類似業種比準価額」)。

 

次に「純資産価額方式」とは、帳簿による純資産価額から、土地や有価証券などを相続税評価額に置き換えて算定し直す方法です(以下「純資産価額」)。

 

非上場株式では、同族法人(親族が株主)が主であり、特殊な評価を除けば、評価対象会社の事業規模により、「大会社」「中会社」「小会社」に区分されます。

ここでは、会社規模の詳細な算定は省略しますが、従業員規模で行くと「大会社」は70人以上、「小会社」は5人以下、「中会社」(その中に3区分あり)はその間となります。

 

最終的な評価方法

⑴ 大会社(類似業種比準方式)  

「類似業種比準価額」と「純資産価額」のいずれか低い金額

 

⑵ 中会社(併用方式)

「類似業種比準価額」×  L+「純資産価額」による×(1-L

※Lの割合は会社規模により大きいほうから「0.9」「0.75」「0.6」 

 

⑶ 小会社

「類似業種比準価額×0.50+純資産価額×(1-0.50)」と「純資産価額」のいずれか低い金額   

 

 

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