話は少し遡るが、2019年1月、Amazon創業者で世界一の富豪であるジェフ・ベゾス氏が25年連れあってきたマッケンジー・ベゾス夫人と離婚することになった。

注目すべきは、離婚に伴う財産分与であり、その額は数兆円とも言われている。

 

日本では「財産分与」においては、受け取る側に「贈与税」がかからない仕組みになっている(アメリカでも同様の判決があるらしいが詳細は不明である)。

 

これは、相手から贈与を受けたものではなく、夫婦の財産関係の清算や離婚後の生活保障のための財産分与請求権に基づき給付を受けたものと考えられるからである。

 

ただし、次のいずれかに当てはまる場合には贈与税がかかる。

➀分与された財産額が婚姻中の夫婦の協力によって得た財産額やその他すべての事情を考慮してもなお多すぎる場合

②離婚が贈与税や相続税を免れるために行われたと認められる場合

~出典:国税庁HPより~

 

財産の移転理由には、➀売買、②贈与、③相続などがあるが、これらにはすべて税金がかかる仕組みになっている。

そういう意味で「財産分与」は異例中の異例である。

 

いずれにしても、「財産分与」などというあまり愉快な話ではない財産移転に、もし税金がかかるとすれば、離婚にも一定の歯止めがかかるのではないだろうか。

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