国税職員を退職し約1年半の期間が経過したが、年が明けると、そわそわした気持ちとなる。

 

無意識に、間近に控えた確定申告期を意識しているからであろうか?長年、国税職員として勤務した感覚が、やはり、体に染みついているようである。

 

私が国税職員となった頃と現在とでは、税務署の確定申告期対応も大きく変わってきた。

約28年前となる、採用当初の確定申告期では、職員1名と納税者1名との1対1の対面方式で納税相談が行われていた。

お互いに机を挟んで椅子に座り、会話を交えて進めるのだが、最初の頃は、どうしても上手くいかなかった。あまり時間を掛けすぎると、上司や先輩から注意を受けることもあった。

 

また、話し方に「なまり」があると、同期職員に指摘されたこともあった。

田舎者と言われたような気がして、ショックを受けたことを覚えている。

 

いつの頃からか、対面方式から相談会場方式と変わっていった。

会場内の複数の納税者に対し、1~2名の職員が巡回しながら相談する方式である。

納税者に呼び止められる都度、走り寄って相談をしていたが、中腰(ちゅうごし)の姿勢で対応していたため、腰に大きな負担が掛かり、大変辛かった。

医療費控除の対象とならないが、整体院に通うようになったのはこの頃である。

 

現在は、新型コロナウイルス感染症対策として、様々な施策で来場者の削減や分散を図り、安心して利用できる環境整備に努めているようである。

また、報道発表資料を見ると、前年の確定申告書等作成コーナーで作成された1,051万件のうち、約108万件がスマートフォンで作成されているそうだ。今年も効果的に活用されることを期待する。

 

もし、新型コロナウイルスの影響により、相談会場が閉鎖した場合には、利用者の利便性が大きく損なわれるととなってしまう。

 

一日も早い収束と、平穏の日々が訪れることを、切に願う。

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