他のメンバーが専門的なコラムを書いているため、私は最近感じたことを書きます。

【毎年同じ光景の会計事務所】

先週の3月15日は所得税の確定申告の申告期限でした。
弊社もセカンドオピニオンをメインにしたサービスを提供していますが、一部申告書作成も行っているため、担当者も通常時期よりはバタバタしていました。
一般の会計事務所に勤務する友人に話を聞くと、この時期は土日出勤、深夜残業は当たり前とのことでした。
「働き方改革」と言われている世の中の流れに全く乗れていないのが会計事務所業界ではないかと思います。
もちろんしっかりマネジメントしている事務所もありますが、業界全体として遅れていることは明らかではないでしょうか。

【危機感】

なぜ遅れているのでしょうか?
税理士の高齢化ももちろんありますが、私が最近感じるのは、会計業界しか経験したことがない人が多いあるため、一般企業に勤める人の感覚とのズレが大きいことです。
また、士業ということで業界に守られているという甘えがあり、変化が起きにくく、かつ、スピードが遅い。
昨年風間&パートナーズとして独立してから様々な経営者からお話を伺う機会が増えましたが、「発想力」と行動に対する圧倒的な「スピード」に驚かされています。
同時に自分自身、以前から抱いていた危機感をさらに強く感じています。

【今後】

もちろん税務に関する知識は重要ですが、知識だけでは機械に取って代わられてしまいます。AI等による急速な時代の変化に対応していくためには、いわゆる「作業」ではなく、機械では難しい「人」でなければできないサービスを提供していかなければならないと強く感じています。簡単なことではないことは承知していますが、「なんとかなるだろう」と思って、気づいた時には手遅れにならないように全力で走り続け、風間&パートナーズでしかできないサービスを追求していきたいと思います。

 

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