国税庁を退職して早くも5年以上経過していますが、7月のこの時期に必ず確認する書類があります。
その書類は、東京国税局の「定期人事異動速報」です。
国税の職場の人事異動日は少し変わっていて「7月10日」と決まっています。その2週間前に異動の内示が出ます。
私も毎年、内示当日は朝から落ち着かなかった記憶があります。
希望が叶うことは稀であることはわかっていましたが、淡い期待をしていたのも事実です。
実際希望通りの部署に異動できたこともありましたが、全く予期せぬ部署への異動もありました。
それが退職するきっかけにはなりましたが・・・
今年に関しては、コロナウイルスの影響で税務職員も飲み会を自粛しているはずですので、納得できない異動になる人はストレスが溜まっているのではないでしょうか。
同じ「税務」に携わる仕事をするなら、早いうちに税理士として活動すべきと思います。
法人税、所得税、消費税、相続税等の国税や固定資産税等の地方税だけでなく、民法、会社法の知識も必要とされます。
もちろん国税職員時代の経験はアドバンテージになるため、早く退職して自分の専門以外の分野にもチャレンジすることで、人生は大きく変わると思います。